現在、常勤医3名・非常勤医1名の体制で「低侵襲かつ地に足のついた医療」をモットーとし、なるべく幅広い分野の疾患・機能障害に対し、エビデンスに基づいた様々な手術療法(尿路内視鏡下手術・ロボット支援下手術・腹腔鏡下手術・開腹手術)や内科的治療(主に投薬治療)を行っております。
また患者様個々の背景・個性・QOL(クオリティ・オブ・ライフ)等も治療法選択の重要な因子であると考えています。
また当科では2022年秋よりDaVinci Xiによるロボット支援腹腔鏡下手術を導入しました。この手術は、身体への負担軽減による術後早期回復が望める腹腔鏡下手術の利点を生かし、逆に腹腔鏡手術では困難な体内の深い部分の手術手技の課題を克服すべく開発され、現在泌尿器科手術・外科手術・婦人科手術など急速に普及しています。
(INTUITIVE社HPより引用)
さらに2023年よりIMRT(強度変調放射線治療)を導入し、根治的な前立腺癌治療の選択肢としてより多様性の高い対応が可能になっております。
2023年における当科での手術件数は400件であり、主なものではロボット支援下腎部分切除4件、腹腔鏡下腎部分切除2件、腹腔鏡下腎全摘術2件、腹腔鏡下腎尿管全摘術4件、ロボット支援下前立腺全摘術29件、経尿道的膀胱腫瘍切除(TURBT)85件、経尿道的前立腺切除術2件、前立腺針生検122件、経尿道的腎・尿管結石破砕術37件、経尿道的膀胱結石手術7件、尿路ドレナージ手術(経皮的腎瘻・膀胱瘻造設術および初回単独手技としての尿管ステント留置術)59件、陰嚢・陰茎手術(精巣捻転手術1件を含む)19件、前立腺直腸間ハイドロゲルspaceOAR注入術10件などがあります。
(当院手術室)
(当院放射線治療室)
その他についてもお気軽にご相談ください。
(小児泌尿器科領域の手術療法については残念ながら対応不可であり、診察の上、必要に応じて専門医へご紹介とさせていただきます)
成岡 健人 / なるおか たけひと
所属 | 泌尿器科 部長 |
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出身大学 | 東京慈恵会医科大学(1997年卒) |
専門分野 | 腎泌尿生殖器良性疾患および悪性腫瘍/排尿障害 |
主な資格・認定 | 医学博士 日本泌尿器科学会専門医・指導医 日本泌尿器内視鏡学会 腹腔鏡技術認定医・代議員 日本内視鏡外科学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医 ロボット支援下手術認定医(Da Vinci Xi Certificate) 身体障害者福祉法指定医(ぼうこう、直腸、機能障害) がん緩和研修会終了 臨床研修指導医 |
主な所属学会 | 日本泌尿器科学会(JUA) 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会(JSER) 日本内視鏡外科学会(JSES) 日本泌尿器腫瘍学会(JSUO) |
コメント | 現在、常勤医3名・非常勤医1名の体制で「低侵襲かつ地に足のついた医療」をモットーとし、なるべく幅広い分野の疾患・機能障害に対し、エビデンスに基づいた様々な手術療法(尿路内視鏡下手術・腹腔鏡下手術・ロボット支援下手術・開腹手術)や内科的治療(主に投薬治療)を行っております。 些細な内容でも結構ですのでご相談いただければと存じます。 |
大塚 崇史 / おおつか たかし
所属 | 泌尿器科 |
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岡本 有真 / おかもと ゆうま
所属 | 泌尿器科 |
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