脳ドックとは
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等)は、日本人の死因の第4位の疾患であり、寝たきりとなる原因の第1位の疾患です。
脳ドックは主に脳卒中の早期発見や予防を目的に行われます。また他の脳の病気を見つけることも期待できます。練馬光が丘病院脳ドックでは、高性能MRI(3T)を用いた脳・脳血管の画像検査により、脳の病気の診断や、脳の病気になるリスクの早期発見を目指します。
MRI撮影後、脳神経外科専門医が対面で脳ドック結果をご説明します。
脳ドック結果により二次検診(医療)が必要な場合、当院での対応が可能です。
脳ドックの流れ
当日の食事・飲水・常用薬の制限はありません。
1. 受付(MRI撮影開始時間の30分前までにインフォメーションにお越しください。ご案内いたします)
2. MRI撮影(頭部、脳・頸部血管)(撮影開始時間は申込のときにご相談します)
3. 脳神経外科診察(外来で問診・診察・画像結果説明を行います)
脳ドック受診 当日の注意事項
脳ドックの主要な検査はMRI 検査です。
MRI 検査は、強力な磁石の検査です。
検査のできない方
- 心臓ペースメーカーのある方は受診できません。
- 下記に該当する方は検査を受けられない場合があります。
治療を受けた医師・医療機関に、治療を受けた日付、どのような治療だったのか 身体に入っている金属や異物は何か等を事前にお問い合わせの上、当院までご連絡ください。また、別紙の問診票にもご記入いただきます。
■ 人工関節の手術を受けた方
■ 脳動脈瘤の手術を受けた方
■ その他身体に金属(人工関節・クリップ・ワイヤー・インプラント等 の入っている方)
■ 入れ墨をしている方(入れ墨の染料に金属成分を含む場合があり、火傷の危険性があります)
検査について
検査は、トンネル状の大きな磁石の中に入って行われます。多少圧迫感を感じるかもしれません。また、ドラムを打つような大きな音がします。これは信号を出す時の音ですので、心配ありません。検査は30 分位かかります。MRI 検査中は動かないでください。
検査時の注意について
MRI検査に支障をきたしますので、次の点にご注意ください。
- 磁石を利用した検査です。事故防止のため下記の欄の金属・磁気カード類は、 すべてはずして、検査室の中に絶対持ち込まないでください。
■ 金属類 : エレキバン・磁気バンド・着脱式入れ歯・ホッカイロ・時計・ヘアピン・ネックレス・指輪・眼鏡・カギ・補聴器など。
■ 磁気カード類 : キャッシュカード・クレッジットカード・テレホンカードなど。
■ 金具つき衣類 : ファスナー・ホック・カギホック・スナップなど
- 化粧はお控えください。(化粧品に金属成分が含まれる場合があり、火傷や画質の劣化の原因になります)
- 心臓の「はり薬」・湿布などは、はがしてください。
- 排便・排尿は検査前に済ませておいてください。
- 食事・飲水・常用薬の制限はありません。
*ほかの健診や人間ドックの結果をお持ちのかたは当日ご持参ください。
*お薬手帳があれば当日ご持参ください。
お問い合わせについて
- 脳ドックのお問い合わせについては、医事課の脳ドック担当者までご連絡ください。
インフォメーションにお声掛けいただくか、お電話(代表:03-3979-3611)でお問い合わせください。