乳がんは増加しており、日本人女性の20人に1人が乳がんになるといわれています。 しかし、最近では早期発見と適切な治療により治療成績は向上してきています。 当院の乳腺外科では、乳がんの診断から手術、薬物治療(抗癌剤治療、ホルモン治療)まで一貫して行います。診断は、マンモグラフィー、超音波エコー、針生検を外来にて迅速に行えるように整備されており、手術は、できるだけ体に影響の少ない乳房温存療法、センチネルリンパ節生検を取り入れ、入院も短期間です。抗癌剤治療も原則として、外来通院で行っています。 乳がんは、40-50歳台の女性に多く発症します。少しでも気になれば早めに受診することをお勧めします。
平田 勝 / ひらた まさる
所属 | 乳腺外科 部長 |
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出身大学 | 東京大学(1984年卒) |
専門分野 | 乳腺外科 |
主な資格・認定 | 日本乳癌学会乳腺指導医・乳腺専門医 マンモグラフィ読影医 日本外科学会指導医 日本消化器外科学会指導医 |
主な所属学会 | 日本乳癌学会 日本外科学会 日本乳癌検診学会 日本乳癌画像研究会 日本消化器外科学会 |
コメント | 女性のライフスタイルの変化とともに、乳がんの患者様の数は、世界的に増加しています。 日本においても乳がん患者数は増加しており、その平均年齢は50歳前後とされ、胃がん・大腸がんと比較しても若いことが特徴のひとつです。 一方で、他の医学領域と同様に、がん治療の進歩は目覚しいものがあります。 現在乳がんに対する治療は、手術治療・ホルモン療法・放射線治療・化学療法・分子標的薬療法をsubtypeに合わせて適切に組み合わせて行っています。 さらに近い将来には、再発患者様の一部に対し、免疫療法も保険適応となる見込みとされています。 また遺伝性乳がん卵巣がん症候群の診断のためのBRCA遺伝子検査も再発患者様の一部に対し、すでに保険適応となっています。 特に、30歳代以下の乳がん患者様に対しては、乳がん治療終了後の妊娠・出産について最大限配慮することも求められています。 患者様おひとりおひとりに合わせて、適切な治療を受けていただけるように努力していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
赤松 薫 / あかまつ かおり
所属 | 乳腺外科 |
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出身大学 | 福井大学 (2010年卒) |
専門分野 | 乳腺外科/消化器外科 |
主な資格・認定 | 日本外科学会 外科専門医 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医 日本オンコプラスティックサージャリー学会乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師 |
主な所属学会 | 日本外科学会 日本乳癌学会 日本消化器外科学会 日本癌治療学会 |
コメント | どんな些細な事でもお気軽にご相談ください。 |
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