整形外科専攻医プログラム概要
当院は東京都から二次救急病院の指定を受けており、外傷・骨折の患者さんが数多く搬送されます。
救急患者の初期治療は ER 専従医師が行いますが、整形外科的初期治療には積極的に参加し、初診時から手術・リハビリを経て退院後の外来通院まで、一貫して診療することが可能です。
- 1.研修目標
- 日本整形外科学会卒後研修ガイドラインに沿った整形外科疾患の病態・診断・治療についての基本的知識・検査および手術手技を習得することを目標とする。
当科では特に骨折等の外傷を重点的に診療しており、この分野での診療を中心として、幅広く整形外科診療のノウハウを身に着けることを目標とする。 - 2.取得可能な専門医資格
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日本整形外科学会認定専門医
参考:日本整形外科学会専門医制度規則より抜粋
(研修期間)
- 1)第6条 認定資格を得るための研修期間は、臨床研修期間を含め6年以上とする。
- 2)この期間を証明する複数施設の在籍証明書を必要とする。
- 3)臨床研修期間を除く研修期間のうち3年間は、第8条の手続で認定された複数の研修施設(以下「研修施設」という。)において、専門医の指導の下で臨床研修することを必要とする。
- 3.施設認定の名称
- 日本整形外科学会認定専門医研修施設
- 4.研修計画
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- 1)専攻医1年目:
常勤医指導下に病棟での術前術後管理と手術を行う。外来診療も順次行っていく。手術は術者として年間 50 例以上を目標とする。 - 2)専攻医2年目:
病棟管理・手術・外来を行う。特に術前のインフォームドコンセントにも習熟する。手術は術者として年間 100 例以上を目標とする。 - 3)専攻医3年目:
2年目と同様だが、治療方針の立案やインフォームドコンセントを一人で確実にできることを目標とする。 - 4)学会発表等:
学会・研究会での発表や論文投稿を各々年1回以上行うことを目標とする。
- 1)専攻医1年目:
- 5.平成26年度の実績
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- ・1日平均外来患者数 約80人
- ・1日平均入院患者数 21人
- ・手術件数 256件
- 6.基本情報
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プログラム責任者 – 現在の所属レジデント数 –