リハビリテーション室

リハビリテーション室

ご挨拶

リハビリテーション室は4階にあり、旧病院の4倍の面積に広くなりました。窓も多く、明るく広いスペースに生まれ変わりました。
リハビリ室内からは、リハビリ庭園に出ることができ、階段や屋外の歩行練習などを行うことができるようになりました。
今までは、訓練室が狭く様々な器具を配置することが出来ず、患者様にはご不便をおかけしてきました。新病院のOPENに合わせ、リハビリの機器も一新しています。また、3階から7階まで病棟リハビリテーション室も新設されましたので有効に活用していきたいと思います。
今後は、回復期病棟の開棟や訪問リハビリの拡大に努めていく予定です。これからもリハスタッフ総勢66名が力を合わせて、安心して治療に専念できる環境作りを目指していきます。

部門の特色

リハビリテーション室では、急性期病院として発症後、手術前、手術後直ちに、各科医師から理学療法・作業療法・言語療法の指示をいただき、経験豊かな理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がマンツーマンにて対応しています。また医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・リハビリテーションスタッフが定期的にカンファレンスを開き、患者様の治療の進行状況、問題点、今後の方針等を検討しております。退院時には、ケアマネジャーとの打ち合わせや必要性があればご自宅の家屋状況の把握に出向いています。
経験豊富なスタッフから、若いスタッフまで一緒に和気あいあいと仕事をしています。教育体制も充実しており、新卒の方向けに入職時研修(1か月間)やプリセプター制度など急性期の経験がない方でも、安心して臨床業務を行うことができます。
また定期的な勉強会の開催や、学会発表も積極的に行っております。


■ 対象疾患
骨折、靭帯損傷、変形性関節症、脊椎疾患、切断、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、心疾患、呼吸器疾患、胸・腹部の手術後の呼吸療法、長期臥床により機能低下が認められた患者様など幅広く対応しています。

■職員数

 理学療法士:41名

 作業療法士:16名(育児休暇3名)+あま市民病院1名、上野原市立病院2名支援

 言語聴覚士:7名(育児休暇1名)+東京北医療センター1名支援

 助手:3名

■職員の主な取得資格名

 認定理学療法士

 認定言語聴覚士

 心臓リハビリテーション指導士

 呼吸療法指導士

 NST専門療法士

 ケアマネージャー

 糖尿病療養指導士

 腎臓リハビリテーション指導士

 サルコペニア・フレイル指導士

 予防医学指導士

 認知症ケア認定士

 etc

理学療法部門では、適切なリスク管理のもと発症・手術後の急性期の患者さんに対して合併症の予防、身体機能の回復や向上を目指して早期離床や運動療法を行っています。また、当院で手術や治療を受けた運動器、呼吸器、循環器の患者さんでは外来での運動療法にも対応しております。幅広い疾患や病態に対して根拠に基づいた治療、患者さんのニーズや背景、心情を考慮した患者中心性の治療を実践しています。

作業療法部門では、日常生活(食事・服の着がえ・トイレ等)がご自身で行えるようになることや、手先の細かな動きの改善を目標に身体機能面のリハビリを行っています。 また記憶力をはじめとする知的な精神機能の評価・訓練、また高次脳機能障害の評価・訓練を行っています。
2022年10月から新しい病院に移転し、ADL室の新設、ドライビングシュミレーターをはじめ新しい治療機器の導入により幅広い訓練が可能となりました。
                                                                                                                     
言語聴覚療法部門では、「失語症」「構音障害」「高次脳機能障害」「摂食嚥下障害」を主な対象としています。 訓練室も7部屋あり個室での訓練もしっかり行える環境になりました。嚥下障害に対しては、嚥下造影検査(VF)や、嚥下内視鏡検査(VE)も行い、客観的な評価や訓練ができるようスタッフ一同取り組んでいます。
脳血管疾患から、呼吸器疾患、心臓血管術後、神経難病疾患など様々な患者さんのリハビリテーションを行っています。訓練室以外にも、積極的に病棟、ICUでも訓練を行っています。

こちらにはリハビリテーション室の特設ホームページのリンクがあります。

参考にしてください。

https://www.nerimahikarigaoka-reha.com/

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