呼吸器COPDセンター

呼吸器COPDセンター

呼吸器COPDセンターの診療内容

COPD とは喫煙者に多く見られる疾患であり、日本全体でも数百万人以上いるとされ、近年特に注目さ れている疾患のひとつです。症状は体動時の息切れで、年のせいと思われている場合が多いです。

COPD は喫煙者に関わらず、そのまわりの家族も受動喫煙による発症リスクもあり特に高齢者の男性に 多いといわれています。

以前から COPD の診療は行なって来ましたが、センター化することで外科の先生とも連携がこれまで以 上に円滑になり、気胸の手術、難病の診断のための肺生検などの検査も外科にスムースにお願いできる などスピーディーな診療を行うことが出来るようになりました。

COPD 以外にも呼吸器疾患全般が対象であり、肺がん、喘息、間質性肺炎、サルコイドーシス(厚生 労働省が定めた指定難病)などについても診療しています。
中でも、COPD に比べると患者数は少ないものの専門性が高い疾患で、一般的なクリニック等では治 療が難しいと言われている間質性肺炎、サルコイドーシスなどの呼吸器の難病の診断と治療にも特に力 を入れています。

呼吸器 COPD センター センター長 杉山 幸比古

■ 呼吸器 COPD センターの特徴
当院では呼吸器リハビリが非常に充実しており、リハビリテーション室と連携しながら行っています。
リハビリは薬物療法と同時に重要な分野で、呼吸法の練習や歩行、歩行による肺の呼吸筋力の増強な どに力を入れて取り組んでいます。
その他にも禁煙外来なども表裏一体であわせて行っています。

■ 対象疾患・専門分野
呼吸器全般、COPD、間質性肺炎、サルコイドーシス、その他の間質性肺疾患、気管支喘息、肺がん、
肺炎などの感染症等、肺に関わる全ての疾患が対象となっております。

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